つむじとセクション
つむじが中心
シュヴーのカットはお客様のご自宅での再現性を高めるための
オリジナルカット理論で出来ています。
人は一人一人頭の形、つむじの位置、毛の量、毛流れ、髪質、クセ、
全てが違います。
美容師が練習で使うカットウィッグ(毛の生えたマネキン)の様に全て
同じ条件ではありません。誰一人同じ条件ではないのにもかかわらず、
同じスタイルを同じ切り方で同じようにカットしても
同じスタイルになるはずがないのです。
そこに気付いたシュヴーでは、お客様一人一人の条件を満たすための
カット理論にいきつきました。
オリジナルの理論ですので、文章を見ただけでは真似できるものでは
ありませんがなるべく簡単に説明させていただきます。
まず、髪の毛はつむじを中心に毛流れが決まります。
特別なブローなどをしなければ。普通はつむじで髪は割れます。
つまり自宅でお客様がセットする際は基本的につむじで割れることを
想定してカットしなければならないのです。
つむじは頭の中心にはありません。
人によって左右上下様々です。
つまり、勝手に頭の中心を決め、左右対称にカットしても仕上がりは
違う方向に毛が動くことになります。
という事は、初めから仕上がる毛の流れに合わせてカットをしなくては
左右対称にはならないという事なのです。
頭の形も左右違う人がほとんどです。
完全に左右対称の人の方が珍しいくらいです。
つまり、頭の左右の違いに合わせて、カットラインも
コントロールしなければなりません。
シュヴーでは、お客様のつむじを中心としたセクションで考え、
頭の形に合わせたカットラインをコントロールする理論で
カットをしますので、そういった問題を解決します。
左右の違いを削ぐことで調節しようとすると梳きハサミを多用する
ことになり、パサつき、まとまりの悪さの原因となってしまいます。
ベースカットでキッチリとフォルムをコントロールする事が
大切なのです。
このようなシュヴーのカット理論が高い再現性を生むのです。